自分の内側を振り返る|箱根駅伝を応援しながら

夫婦揃って、箱根駅伝をテレビ越しに応援するのが大好きです!


何年応援してるのかな?と思って振り返ってみたら、山の神と呼ばれた、東洋大学の柏原竜二さんが大学三年生の時からだったので、今年で8年目。
結婚してお正月を迎える回数と同じでした。
結婚年数と同じと知ったので、これからは箱根駅伝を応援し始めて何年…とはもう数えないと思います。



応援しながら、あの場所で前、あんな事があったね。
こんな選手がいて、こんなエピソードがあったね、と会話しつつ観ています。

一年生だった選手がキャプテンを務める姿を頼もしく思ったり、前の年に、アクシデントのあった選手の一年後の成長した姿を見る事が出来たり、前番組でドラマを感じた選手の走りを応援したり、色々な楽しみ方が出来る箱根駅伝。

子どもの頃は大人に長時間、しかも二日に渡ってテレビを独占され、苦痛な番組な筈だったのに、いつの間にか虜になっていました。

きっとそれは、選手、そのご家族、監督、OBの方のみならず、地元の方、応援に駆けつけた方、マスコミ関係者、果てにはそのバックボーンまで、ここに描き述べる事の出来ない人数の方々の思いと、歴史、時代の変遷がもたらす変化が織り交ぜられた、大会だからだと思います。


シンプルに、大手町から襷を繋ぎながら箱根の山を登り、翌日帰って来る、というルールですが、そこには繰り上げスタートというルールがあり、先頭で襷を渡した大学から、規定の時間遅れると、次の走者の到着を待たずにスタートするルールです。

直前で襷が繋がらなかった選手たちの、悔しそうな姿は、涙無くして見ることは出来ません。
夫も私も毎年泣きます。

そして毎年思うのは、

何でこんなに苦しいのに、ここまで頑張れるんだろう。
私はこれまでの人生で、何かをこんなにまで頑張った事はあっただろうか。
彼らはこの先、この経験を糧にして、どんな大人に成長していくのだろう

という事です。

選手の走る姿や、監督の采配、チームワークを見ながら、いつも最後は内省の時間となって行きます。
年の始めにこの内省の時間を持つこと、無意識に習慣とし始めてもう8年経つという事です。

今年、95回目の箱根駅伝、いつしか現地で応援していたいという夢が漠然とありましたが、以前は夫婦揃って飲食業に従事していた為、叶わないと半ば諦めていました。
ですが、環境も変わった現在、100回大会を目標に、その夢を叶えられるように動いて見ようと思います。

往路優勝の東洋大学の皆さま、おめでとうございます!
明日の復路ではどんなドラマが繰り広げられるのか、わくわくしながら、全ての選手を応援しています。

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